• 考えみれば毎晩深酒するような人が知り合いにおらず、どう接して良いものか考えあぐねる。しこたま飲んで帰宅しても追い討ちをかけるように飲むという行為は何がそうさせるのかわからない。私以上に己を卑下するのは年齢の差が気になるからかそれとも外見の自信のなさか。連日呂律の回らない人と話すのは正直疲れた。相手は酒が入って上機嫌だからそのテンションについていくのも一苦労。話があちこちに飛び、理解しようと必死になってる最中に相手は完全に眠りに落ちてしまい返事がなくなった。
  • 「どうして結婚しなかったの?」「どうして結婚願望はないの?」と聞かれるのが一番困る。「どうして結婚したいの?」「どうして結婚したの?」とその必要性を聞き返したところでわかりきったこと(それは至極当然であるけれど)しか言ってくれず、私は"困ったちゃん"のレッテルを貼られる。
  • 住み慣れた鞘の中にいるのが一番楽で幸せなことだけれど、それではダメなのだ。