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イニシエーション・ラブ (文春文庫)

借り物。文庫の裏の紹介文「僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて･･･甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説−と思いきや、最後から二行目（絶対に先に読まないで！）で、本書は全く違った物語に豹変する」や帯の「評判通りの仰天作。必ず二回読みたくなる小説などそうそうあるものじゃない」の読売新聞書評に踊らされたくないけど、あまりに平凡で特に捻りもない文章が続くので最後の二行が気になってしょうがない。あとSide-AとSide-Bの意味のない分け方もきっと最後の二行に繋がってるんだろうなあという感じ。そもそも帯に書いてある”マツモトユウコ”が一向に出てこないので、読み落としたんじゃないかって既に読み返したい気分になってもうぐちゃぐちゃ。