昼間、韓国で知り合った女の子(というにはいささか歳をとりすぎているけど)から電話がかかってきた。仕事中だったけれど妙な電話番号にピンときて慌てて事務所を出た。あれからもう3ヶ月も経つのに、会話にはあの時以上に親しい空気が漂っていて私はとてもうれしくなった。「たまには電話してよ」と言ってくれたのも、すごく。就労ビザがなかなかおりなくて苦戦している様子だが、今月末にはなんとかなるらしいので3月はじめに東京上陸とのこと。すぐにでも会いに行きたいくらいだが(彼女はいつもの調子で「お金なんてなんとかなるんだから!」と言ってたけど、なんともならない・・・)「日本に永住するかもだよ!」という彼女の言葉に期待を込めつつ、でもできるだけ早いうちに会いに行きたいと思っている。

手に入れたと思ったものがそうでなかったり、手に入らないだろうと思ってたものが実はすでに手の中にあったり、今更ながら人生とは不思議なものだ。全てうまくいくことはないけれど、やっぱり私はツイテル。特定のパートナーはいなくても、仲間はたくさんいてくれる。両親に孫の顔を見せてあげられないことはとても残念だけれど、ふたりが死んじゃって私ひとりになったとしても、なんとか楽しく生きていけそうだ。人生80年として、あと半分とちょっと。がんばれ自分。