今回の健氏のコラム*1は”刺青”について。最近はこういう系の雑誌を多く見かける。たまに読むんだけど、彫師のインタビュー記事って唸らされることが多い。健氏が彫よし氏へインタビューした記事にもちらほらそういう言葉があって、ひとつのことを突き詰めて続けている人の言葉は心にずっしりと響くなあといつも思う。インタビューの後は日本の”刺青”に対しての反応や対応についてが書いてあったのだけど、ありとあらゆる制限が時代と共に緩くなり今ではすっかりなくなったものもあるのに、”刺青”だけはまだまだ受け入れられないのが現状だ。私は”刺青”は否定してない。それどころかむしろ彫ってもらいたいとも思う。だけどこの日本の風潮は変わらなくていいと思っている。彫よし氏の言葉からも余計にそう思った次第。

私は和彫り(って言うのか?)が美しくて好き。おそらく”体に彫る”こと”消せない”ことが加味されているとは思うけど、雑誌を見てるとうっとりする。コラムにもあるようにいまだ和彫りは気軽に見せられない世の中なので目の当たりにしたことはないけど、いつかこの目で実物をじっくり見てみたい。