昨晩1ヶ月近くぶりにヤツと会った。うちまで来てくれることになって受け取るものだけ受け取って帰ろうとしたので「ごはん食べに行こうよ」と声を掛けバイクで近くのイタリアンのお店に。ひさしぶりに会うと緊張するし態度はあいかわらず冷たい。カマ掛けと反省の意味を込めて不動産屋くんの話をしてみた。「付き合ってみればいいじゃん。最後のチャンスかもしんないよ」と予想通りのコメント。「それはどうでもいいけど、好きじゃない人からしつこくされたらうざいなあって思ってさ」と言うと、そこから謀らずとも深い話になり目が覚めたような感じ。

ヤツは私のことを嫌ってはないので、可能性を視野に入れて私がどれだけ努力しているのかを見ているそうだ。これって一見希望の光が見えてるような気もするんだけど、裏を返せば私を本気で必要としてないということ。好きで好きでたまらなくてせつなくて苦しくてどうしようもないって気持ちを抱かない相手だということだ。いままで付き合った数人との話を聞いても、どうやらそれほど熱い思いはなかったみたいだし。それにやっぱり相手に求めている部分が根本的に違うので、頼りたい私にとってヤツは私の相手ではなかったということになる。ちょうど1年前に沖縄で過ごしたあの数日間でギブアップしたのは私だったわけで、結局のところ他人と一緒に暮らすことが困難な私と、お互いがしっかり自立していないとダメな彼とでは良い関係は築けないということだ。気が合うからって恋人になれるわけじゃない。いまのままの関係がベストなんだろう。お互い別々の道を生きることになるなんてとても寂しいけど。

でも、沖縄から帰ってきて以来、徐々に頭ではわかってきていたことではあったので妙に納得した。(私のことを指してなくても)「だらしない」「一緒にがんばれない」という言葉を聞くたびに胸がチクリと痛いし自分がすごくイヤになって消えてしまいたくなる。でも私には家族がいるから私が消えていなくなるわけにはいかないから、ひとりで踏ん張るしかない。




先週から、毎朝いやな気分のまま出勤し、朝デスクに着くと泣きたくなる。仕事、人間関係いろいろありすぎなんだと思うけど、精神的余裕がなくなってるなあと。やっぱり来週の連休はどこかに向けて旅立つべきなのかな。


ここにしか書けないことがある。ここがあってよかった。