無事に弟の結婚式も終わり一段落。親戚だけの披露宴だったから盛り上がりに欠けるんじゃないかと心配していたけれど、司会者の人も慣れたもので。こちらの親戚は飲んべぇばかりだからさほど気にすることでもなかったのかなーと。父まで調子に乗って歌ってた。弟からのサプライズは家族みんなへの手紙。不覚にも泣かされた。

しかしまあ着物というものはどうにも疲れるもんだ。人生初の振袖で歩き方もぎこちないし、袖を忘れて座ること数回。「意外と食べられるじゃん」と調子に乗ってたら最後の最後でどんでん返しを食らい、パニックに襲われひどい気分で終わりを迎えることになってしまった。とにかく今は食べないに尽きる。今朝は電車にも乗れなかったし散々だ。

生きていてこれほどまでに嫌なことってないなーと思うことが起きた。きっと「いい歳してそんなこといちいち気にしてたら生きてられんよ」って言われるんだろうけど、そのまんま「生きていたくない」感じ。人を信じる時って何を見てどこで判断したらいいのか本当にわからなくなる瞬間であり、あー私はここにいちゃいけない人なんだなーと思う。いくつになってもその記憶は蘇ってきて苦しめられる。いじめられっこの味方になるのは人間の裏を見る作業なんだなーと小学生の頃につくづく感じたあの感覚。いじめられっこが一転いじめっこになった時の性質の悪さとか。ただただ平穏に過ごしたいだけなのに。メールの送信先間違いは間違った本人より受け取った者の方が恐怖だ。