暑い暑い1日。午後一でお客さんがあり涼しい部屋でUSJについて指南。

15時福岡空港へ従妹を迎えに。車でガンガンクーラー効かせても暑い。夜は従妹の家で鮨をご馳走になる。思うように食べられなくてなんだか残念だ。

従妹は転職してからちょっと変わったと思う。あの社長なら私でも社長になれると言い切る。正社員雇用で働きはじめてまだ1年足らず。熱いなーと思いながら黙って聞いていたのだが、試す意味で先日NHKで観たワーキングプアの話をしたら「働きながらスキルを身につけるとかどこででも通用するような資格を取るとかの努力をしなかったから本人が悪い」と言い切った。

自由人ならそれもできるだろうが、一家の家計を支える男性にとっては採用された会社に一生骨を埋めるつもりで会社に貢献しようと思うはずで、漠然と不安は抱えつつも他のことに身を投じる余裕なんてないんじゃないだろうか。40歳を間近に迎えた時期での倒産やリストラだとたとえ技術や経験があったとしても正社員採用はかなり難しいと思う。

彼女がどれだけ恵まれているか、運が良いかということを軽く話したのだけど、納得いかない感じだった。これを理解するにはもっと長い年月がかかるだろうし、これから多くの経験と挫折を味あわなければわからないだろう。

会社に入ってそろそろ内情もわかるようになってきた頃でそりゃあ色々な不満はあるだろうけど、いくら韓国語の勉強をしたいからと言っても今年度で辞めるなんて早すぎる。お金に困ったことのないお嬢様の戯言が今では完全なる驕り高ぶったただの高慢ちきにしか思えなかった。いつか人の痛みを解り自分の人生に感謝する気持ちを持ってくれたらなあと思う。