• 総理大臣を決めるのに『靖国参拝』が全面に出てくるのはいかがと思う毎日。もっとやることがあるだろうオヤジたちよ。東京裁判だの靖国問題だの詳しく知らないので、他国があれこれ言うのは内政干渉だなあとしか思わないのだが(もちろん彼らの気持ちがわからないでもないが日本は戦争を奨励してないわけだし)、盆前にひょっこり出てきた戦死したじいちゃんの弟のアルバムを見ていたので(恋人の写真がいっぱいで胸が詰まってまともに見れなかったが)私としては参拝するのが当然だと思う。誰も見たことがなかったそのアルバムが今ここで出てきた意味を考えると戦争のことを話せる唯一のじいちゃんが死んでの初盆だったからで、帰ってこれなかった多くの若者がいたことを忘れてはいけないというメッセージじゃないかなあと思う。じいちゃんは空に向けて数発撃ったことはあるけど、人に向けては一発も撃ってないと言ってたそうだけど、戦地とはいえ人を撃ったことを軽々しく言えるようなもんじゃないと父親談。じいちゃんは所属部隊の中でのたった人の生き残りだったとのこと。戦地での話をする時、普段はなーんも考えてないあのじいちゃんでさえ涙を浮かべて話していたのだから、運良く生きて帰ってこれたとしても、戦争は心にがっつり傷を残すのだ。