• 昨日来なかった友達とランチの約束をしていたので待っていたけど案の定起きてくれなかったので14時から青梅へ。昭和の街並を残してるらしいとのこと。電車でガタンゴトンとローカル線の旅。立川を過ぎた辺りから田舎の風情を醸し出しはじめる街並みが物珍しく従妹とちょっとはしゃぐ。
  • 青梅駅到着。駅の看板からレトロ仕様。ホームの待合室や立ち食い蕎麦屋も昭和初期の感じで雰囲気ばっちり。改札までの両側の壁には手書きの映画看板や昔の薬のポスター、赤塚不二夫のキャラクターなんかが飾ってある。電車の発車メロディは『ひみつのアッコちゃん』である。(覚書:青梅までの途中の駅は『さくらさくら』だった)

  • 駅舎は特にレトロな感じはしないけど、街はかなり田舎な感じ。駅前を横切ってる道路がメイン通りらしく、左に曲がって歩いていくとあちこちに大きな手書きの映画の看板。商店街のようになっていて店構えが懐かしい。布団屋やら金物屋やらもあった。
  • 途中のかわいい猫のバス停。超手作り。手書きの猫がバスの切符売りをしている。

  • 5分ほど歩くと『昭和レトロ商品博物館』隣に『青梅赤塚不二夫会館』、斜め向かいに『昭和幻燈館』がある。
  • 一番奥の『昭和幻燈館』から攻めることにする。お土産屋なのか日用品屋なのかちょっと考えてしまうほどの入り口で、奥に小さいレジがありおばちゃんふたりが井戸端会議中。3館共通の700円券があったのでそれを購入し中へ。薄暗い部屋の中には昭和の街並みのジオラマが飾ってあって感動もの。建物も然ることながら人物描写もおもしろくて食い入るように見た。一番のお気に入りは「赤線」のジオラマ。壁にはもちろん映画看板。青梅の映画看板絵師が書いたものだとか。
  • 従妹がお腹が空いたというので『青梅赤塚不二夫会館』隣の肉屋で牛肉コロッケとコーンクリームコロッケを購入。おばちゃんに「今食べるのね」と読まれた。道端でコロッケ食べたのひさしぶり。
  • 『青梅赤塚不二夫会館』には、赤塚漫画のキャラクターのイラストがたくさんが飾ってあったり、昔の雑誌記事がひたらす壁に貼られてたりとか、『ときわ荘』を再現した部屋、Mac(なぜWinではないのだ)で漫画を読めたりとか、しておもしろい。

  • 雑誌記事がおもしろくて読みふけってたら閉館時間に。隣の『昭和レトロ商品博物館』には入れず・・・。とっぷり日が暮れ(関東は早いねぇ)帰りの電車ではふたりとも爆睡。
  • 昼間来なかった友達との約束が19時半になったので吉祥寺で途中下車。改札前で楳図かずお*1に遭遇。前を歩いていた女性ふたり組が恐れることもなく話かけ写真撮影会がはじまる。頼みもしないのに本人はグワシポーズを決めてたのが笑えた。その波に乗って女子高生やらおばさんやらワラワラと集まってきて本人非常に満足げ。従妹もサインを欲しがってたけどペンも紙もなかったので諦めた。楳図たしかピンクと白のしましまカットソーだった。
  • JEANASIS*2で毛糸で編んだネクタイがくっついてるカットソーに一目惚れたけど、自分の向かってる場所とあまりにも掛け離れてるので断念。
  • 今日も調子が良かったので高円寺の沖縄料理屋さんのテラス席で夕飯。あまりにお腹が空いてたのでぼちぼちつまんでみたけど特に気分も悪くならず4時間ほど若者ふたりの仕事の愚痴聞き。私も若い頃はこれくらい熱かったよなあと苦笑いするほどふたりは熱い。
  • 途中10分ほど抜けて、飲み帰りの人と高円寺の駅で待ち合わせて北口界隈をぐるり散歩した。
  • 「今日は奢る!」と豪語しときながら足らなくて従妹に2千円借りる。
  • あまり食べなかった分をシンガポールチキンライスで埋めるつもりが早仕舞いしてたので、通りがかりにあったタイ料理屋でカンマンガイをテイクアウト。はじめての店なのにパクチー大盛で頼む。タイ米だったのでうひょっとなるも、チキンもタレもダメでがっかり。全部食べたけど(夜中なのに)。