さびしいのでしょうか

とあるサイトで見た写真が、去年「見たい」「行きたい」と熱望していた"蒲田"の風景と似ていて、心がしゅわっとなった。熱望していた頃、さまざまな葛藤があって結局行きたいとも言い出せず、だからといってひとりで行くのもなんだか違うような気もして行かなかったんだった。あれからもう何ヶ月経つんだろう。

このままではいけないと、"自立"を視野に引き戻し、あれやこれやと画策した結果、目に見えるか見えないかのスピードで少しずつ変化していく状況にうまく乗り、私はずいぶん元気になった。

でも時々、昔を懐かしむように"東京駅"や"横浜"を思い出す。そしてそこに"蒲田"を加えたかったとぼんやりと思うのだ。変わらず楽しめるような気もするし、飯田橋で感じたさびしさを感じるような気もする。

"蒲田"が手に入るのはまだまだ先なようだ。いつの日か確実に楽しく思える日まで記憶の奥底に「さよなら」。