ここをしばらく放置していたのはただ忙しかっただけなのだが、先週書き殴ってたのを読んで「こいつは今にも死んでしまうんじゃないか」と気にかけて電話してきてくれる人がいるというのは本当にありがたい*1。時々逃げ出すことがあるにせよ、自分で命を絶つほど肝は据わってない。そもそも命を絶つくらいなら仕事は辞めれば済むことだし、好きな人に相手にされないことくらいでそうしてたらいくつ命があっても足らないってもんだ。私がダメなところは、心を許している仲良しや幼馴染みであっても、自分の弱さを全て曝け出せないところ。誰だって愚痴や弱さがあるので先に話出されてしまうと『自分の悩みなんて子供みたいに馬鹿げてて格好悪いなあ』とモゴモゴしてしまい結局は言えずに終わってしまうのだ。私自身もそうだが仲良しや幼馴染みも”叱咤激励派”なので、「うんうん、そうだねー、わかるよわかるよ、つらいよねー。でもね・・・」と最後には厳しいことを言ってしまいがち。しかも仲良しはそこそこ口が悪く、思ったことをすぐに口に出してしまうので幼稚なことでグチグチ言ってたら、ビシーーーーッと厳しいことを言われるのでますます落ち込んでしまうのだ。まあそれもお互い様ではあるけど。

だから私にとってはここが必要。会社の愚痴や頭の悪い恋の話はここに書いてすっきりさせる。そうすることで対面的に強がってる自分と内向的な自分のふたつのバランスを取る。



それともうひとつ、あまり良くないこととはわかっていても、男性に弱い部分を引き受けさせてしまう。電話をくれた人と長いあいだ大好きだった(過去形なのがさびしいが)おっさんとは歳がずいぶん離れているおかげで、おバカな自分でいられてとても助かっている。父も母も健在で親子関係に問題があったわけでもないのだが、父は仕事一筋だったことと弟ふたりが小・中と剣道をしていたので両親とも休日や夏休みはそちらに掛かりっきりだったことが関係しているのか、ファザコンの塊みたいな大人になった。好きな人が付き合うことを躊躇した(挙句、フラれたわけだが)理由もそこにあると思う。彼が私を気に入った理由は”サバサバしてる”部分らしいのだが蓋を開けてみればそうじゃなかったわけで、自分の彼女には自立してほしいと思っている以上、きちんとした関係になったとしてもうまくいかないことはお互い目に見えている。これから先、彼とは違う男性とそこそこ良い感じになったとしてもおそらくそこで躓くと思う。結婚はとうの昔に諦めているが、せめて弱い自分を見せられる人がそばにいてほしいと願わないわけではない。

*1:生憎、着信があっても誰なのかわからないので声で判断するしかなく、声がいつもと違っいたので「え?誰?」と言ってしまいたいへん失礼した。しかも「いまからラーメン食べるから!」と早々に切り上げちゃったりしてほんと申し訳なかったよ。