悲しい現実

今日もみんなにフラれた。憂さを晴らしたい時に限ってみんな忙しい。しあわせみたい。うらやましい。タバコに火をつけようとしたらライターが点かなかった。知らないおやじと話す気分じゃなかったのですごすごと喫煙所を出た。涙が出た。



どうしてこううまく解消できないんだろうか。夕方同級生から電話があってどうでも良いことで1時間長電話。飲みに誘おうと思ったら長崎出張中だった。何があったわけではない。ただただ誰かと会って美味しいごはんを食べたかっただけなのだが、他の何人かに声をかけて返事があるまで駅周辺で時間を潰したけど誰ひとり捕まらなかった。もうごはん食べちゃったよ、と返してきたヤツには本気でイライラした。ぷつんと切れた。ぶつけるところがなくてヤツとおっさんに八つ当たりした。「誰も付き合ってくれない。ライターが点かない」なんて知ったこっちゃないよな。悔しくて泣きながら電車に乗ったら看護婦ちゃんから電話があり、馬鹿話をだらだらしてたら遠くの人から電話が掛かってきた。バカ上司のことを話したら一緒になってバカ呼ばわりしてくれた。いつもみたいにゲラゲラ笑いながら馬鹿話もした。本当にありがたかった。



みんなそれぞれ生活がある。見返りを求めちゃいけないことも、八つ当たりだってこともわかっている。筋違いなことも。でもたまには優しくされたい。