先週から好きな音楽を聴きながら寒い中歩くのが気持ちよくてハマってる。昨日は昼間に1時間ちょっと近所を散歩した。パン屋に寄ってサンドイッチと焼きたての米粉パンを買ってから、約一ヶ月ぶりに神社へ。冷たい空気と晴れた空と紅葉した木々が気持ち良い空間だった。たった50円でかなりの時間神様にいろいろ話をして、終わって振り返ったら私の前に御参りしてた家族からシャッターを頼まれた。快く引き受けたら1枚目はお子さんが目をつぶってしまったので撮り直しをして、結果すごく喜んでくれていた。父母子の3人家族。失礼な言い方をすればすごく地味で決して目立つような3人ではなかったのだけど、なんだかすごく温かい家族に感じてそこに少しだけでも関われたことがうれしかった。川べりをパンを食べながら歩いたり、堤防の上から澄んだ川を覗き込んで魚を探したり、真っ赤になった紅葉や大学の正門から校舎に向かって伸びる黄色い銀杏並木を眺めて歩いた。

今日ももちろん歩きたい気分だった。飲み会の後に温かいジンジャーミルクティーを買ってからひと駅分歩くことにしたのはいいが、隣駅までの道すがらヤツの修斗の道場があるのですごく悩んだ。でも私は歩くことを選んだ。本当に頭がおかしいと思う。偶然に道場の中の鏡に映ったヤツの真剣な横顔が見えた。元気に通ってて安心したけど、ぜんぜんうれしくなかった。