看護婦ちゃんにTwitter見られてると思うと気軽にツイートできないここ数日。なんかもう自分がよくわかんない。

美容院へ行く時のはたいてい悶々の時期で、飲んで憂さを晴らしたいのと同じ気持ちだと思う。1年前まで10年近く通ってた美容院は担当(オーナー)が気分屋だったので、最後の2年くらいは仲良くなったアシスタントの子にメールで様子を伺ってから予約するというようなことをやってた。美容院の在り方としては失格だけど、腕が良いから離れられない人もいるのも事実。腕は本当に良いからもったいない。今の美容院もオーナーひとりでやってるところ。「だるいのでのんびりやってます」みたいな。耳には向こうが見渡せる大きな穴が空いていて、体には至るところに墨が入ってる人だから、かなり入りにくい雰囲気だけど、入ってみればびっくりするくらい居心地が良い。ジャケットやバッグを預かってくれるでもなく、空いてるソファに置いておくのが常。ファッション雑誌なんて一冊もなく、猟奇殺人関係の本ばかり。一応ヘアカタログはあるので参考までに見たりすると「なにそんなおしゃれ雑誌読んでんすか!」と突っ込まれる。昨日は美容学校の学生がお客で来てて、ブリーチ中の空き時間は掃除をさせられたり、自分でブリーチ剤を塗らされてたり、最後には私の頭まで洗わされてた。1年生だから下手だし、シャンプー用のケープがわからなかったとかでタオル一枚でやられたので首のところが濡れたけど、ぜんぜんイヤじゃなくむしろ楽しかった。オーナーも客も楽しんでる。そんな空気が悶々とした気分を変えてくれるから気に入っている。