ちょっともうなんともし難いので書く。私の異常性は既に知られているわけだから書く。書く。書く。
以下ストーカー的な内容なのでたたみます。


お付き合いという形を取ってなかったので、はっきりと"別れ"にならなかった今の状態はものすごく曖昧。連絡は取れるし会おうと思えば会える。実際、聞きたいことがあってメールした時は普通に電話がかかってきて長々と話をしたし。"いつかは会える可能性を残しておきたい"という、うじうじした性格のせいで自ら首を絞めている。毎日思い出さないことがない。あれこれ考えることは少ないけれど、移動中は音楽が常に流れているので必ず浮かんでくる。「このバンドはひさびさのヒットだけどヤツはどんな風に思うんだろう」「この曲のこの部分はヤツのお得意分野だなー。解説聞きたいなあ」とか。

"永遠のお別れ"がすごく苦手で、物心ついた時からこんな風に可能性を残しておく作業をしていたような気もする。核心部分には触れずそれとなく離れるとか。おっさんともそうだ。恋心はなくなったけど、たまにメールで生存確認したり、ごくたまに電話がかかってきてたわいもない話をする。ヤツと知り合った時にきっぱり「さよなら」が言えなくて、もしかしたらおっさんを冒涜するような言い方で関係を変えて今に至る。仲良しともそうだ。きちんと理由を説明しないまま曖昧な形で離れた。ものすごく身勝手なヤツだなあと思う。

ヤツがどんな風に思っているかはわからない。カンボジアでうっかり見てしまったTwitterの内容にショックを受けて以来、一度もヤツのアカウントは見てないから、最近どういう風に過ごしてるのかも知る由もない。たとえ今もまだひとりで居たとしても以前とは違って、会社以外で修斗の仲間との接触はあるし、Twitterとはいえ外の人との交流もできてるから、もう私は居なくてもいいんだろうなという気もする。他人に干渉されずひとりで強く生きていくことが目標みたいなこと言ってたから、ある意味それが実現できて喜んでいるかもしれないな。まあそもそもそこに私が入る余地は元々なかったわけだけど。

きちんとしたお付き合いをしたことがないので"別れ"の対処のしようがわからない。気持ちの持っていきようとかこの先どんな風な流れでこの気持ちが消えていくのかとか、知らないことだらけでどう構えていればいいのか。自然にまかせておくしかないわけだけれど、先の見えない暗いトンネルをひとりで歩き続けるのはどうも疲れる。若ければ友達にぶちまけて毎晩飲み歩いて遊びまくって新しい出会いがあってというのも良いのかもしれないが、残念ながらそんな年齢でもないので、頭のおかしい人と思われないようにひっそりと光が見えてくるまで歩くしかないなあと思っている。幸い仕事が忙しいので平日は気は紛れているし、休日になれば腐るほど眠れるので考えすぎておかしくなるようなこともない。いろんな事情を知ってる周囲はこの話題には一切触れてこない。

人生の到達ポイントを持たない私にとっては、失って良い理由がない。知り合えたことが貴重なことだから、どういう形であれ関係を断ち切りたくない、と思ってしまう。気が合うと思ってるのは私だけかもしれないから自己満足でしかないんだけど。

なんていろいろ気持ち悪いことばっか考えてるわけだけど、もう会わない、もう会えないんだと覚悟をもって挑まないといけないんだろう。毎日思うことだけど私はもう若くない。同じ年齢の人に比べれば若く見られがちだけど、近くに寄れば各所にそれなりの加齢は見られる。鏡を見て溜息をついてた母親の気持ちが今になってよくわかるという感じ。ヤツから見ればおばさんにしか見えないとも思う。若くてかわいくて気立ての良いそんな女の子をみつけたいと思うのが当然だと思う。おばさんは静かに身を引くのが一番だろう。泣き縋っても汚いだけだしな。いや泣き縋るつもりは毛頭ないけど。まあとにかく私は若くない。

みっともなくならないように気をつけるしかないな。覚悟するのか、自然と消えていくのを待つのか。毎日こんなことばかり考えて悶々としている自分。ばーかばーかばーか。