一難去ってまた一難

2/16居酒屋で激腹痛&嘔吐に見舞われ人生初の救急車で運ばれた。食べた物(鯖刺)と症状(腹痛)から最初の診断は「アニサキス」だったけど、念のための入院で病棟に上がってから首周りに赤い湿疹と手のひらが異常にかゆいという症状が出て「鯖アレルギー」ということになった。検査をしたわけではないので本当にそうなのかはわからないわけだけど、いまのところあの激痛を忘れてないので鯖以外の刺身やレアな肉なんかも全く食べる気がしない。魚に至っては鰆の皮が鯖の皮に似ているというだけで気持ち悪い。好きな食べ物ベスト10の上位にランクインしていた鯖刺ではあるが、おそらく数年食べることはないだろう、というくらい壮絶な痛みだった。

翌日からは鯖以外の食べ物制限はなかったけれど、胃が詰まる感じがするのが気持ち悪くて3日くらいは本調子ではなかった。懸念された"通勤電車に乗れないかも"は頓服さえ飲んでいれば特に問題なく。週明け月曜日に迷惑をかけた顔見知りの居酒屋に謝りに行き、ついでに飲んで(厳密には外で酒は飲まないので食べて)帰ることにしたんだけど、当日のことがほんのりフラッシュバックするのかあまり食べられなかった。家だとわりと食べられるんだけど、まあダイエットの延長と考えればそれも悪くない。

いよいよ胃の調子も戻っていつも通りの日々が戻ってくるかと思いきや、今年77歳になる伯母の奇怪な行動が発覚し、兄妹や長く一緒に暮らしてきた姪の誰も優しくしてやらないので、フォローに回ることに。鬱と不眠症状から認知症になった祖母のことがあるので放っておくと危険ということになり、週末に心療内科に連れて行くだけのはずが、結果的に今朝も朝早くから電話であれやこれやと奇怪なことを言うので、ちょっと参ってしまった。たぶん連日の寝不足のせいで弱ってるだけだと思うけど、実はあまり食欲もない。明日を乗り切れば病院へ連れて行く日ではあるのだが、いまのところまだどこの病院にするのか迷っている。私が通ってる心療内科の先生はとても穏やかで悪くはないんだけど、ゆっくり時間を取ってカウンセリングはしないので、伯母が納得できないんじゃないかと。めぼしい病院があったので問い合わせしたら「高齢の方は急な入院など対応しかねるので高齢者の受け入れ可能な病院を紹介してます」と言われてしまい、どの段階の病院を選べばいいのかわからなくなってしまった。しかしまあつまるところ、不眠症状が改善すれば多少はいまの不毛な妄想(主たるところは、もうすぐ死ぬと思い込んでいて死にたくないともがいている)も弱まるんじゃないかとは思うんだけど、がっつり向き合うというのはなかなか骨が折れる。

こんな精神状態で来月の怒涛のスケジュールをこなせるのかまた不安になってきた。人と会う予定はそのままで、ライブには行かなきゃ良いわけだけど、月末の台湾行きはなかなか厳しいものがありそうだな。