事務職の条件で入社したとしても、長く勤めればそれ以上のことを求められることは当然だと思う。しかしその職務が希望しないもの(今回の場合は営業職)であったとしても、請けなければならないのは納得いかないのだが、サラリーマンである以上は仕方のないこと。今後、条件が悪くなることなどはしっかり肝に銘じてとりあえず拒否しておいた。

とはいえ、気分の良いものではない。ジムに行く気にならないし家に帰る気にもならないので、トモダチが仕事終わるのを待ってごはん付き合ってもらって、昼間のことをちょっとだけ話をしたのだが「苦手か苦手じゃないかなんてやる前からわかんないんだから、やってみてダメだったら断ればいい」と。その意見はあまりにも正当過ぎたし、所詮この付き合いの長さでは理解し合えないだろうと思い反論はしなかった。

『人の振り見て我が振り直せ』である。考えてみれば私も多くの人に同じようなことをしてきた。わかっているけど納得できないから話を聞いてほしいわけで、それを真っ向から正当なことを言われたら、自分がとてつもなく傲慢な人間であるような気になってしまう。全てに同意するのは違うと思うけれど、状況を見据えて言葉を選ぶことも大切だなあと反省。